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 「ロミオ+ジュリエット」といえば、なんと言ってもレオナルド・ディカプリオ。この映画が映画館で放映されていたころ、私は高校2年生でした。この映画を見に行った友達は、次の日にはみんながみんな「レオ様〜〜〜!」っていう感じになっていました。中には何度も映画館に足を運ぶほど熱中している子もいましたが、私はなんとなく見に行くタイミングを失ってしまったので、「ビデオが出たら借りよう」と思っていました。ところが三年生になってから、この「ロミジュリ」ビデオ版のジュリエット役の吹き替えというお仕事が来たのです。私は向こうの子よりも声が幼いのでは?と心配もある一方、ジュリエット役をやるのは嬉しかったし、やりがいのある役でした。
 
 さてもうすぐ放送の「ロミジュリ」日本語版は、その時のものとは違うんです。一般的に、ビデオで発売されている吹き替え版と、テレビで放送するときの吹き替え版は、キャストもスタッフも違う人たちになり、新たにアフレコをします。また同じテレビ用でも、放送する局が違うとやはり新たにアフレコをする場合があります。製作の会社などの関係でこういうふうになっているようです。今回のテレビ版でも、日本語版スタッフが全く違うんです。そこで、キャスティングも新しくなり、さらにロミオ役とジュリエット役はオーディションしてきめられることになりました。そして運良く選ばれたのが私と大ちゃんだったわけです。私も大ちゃんも相手役が誰だか知ってビックリ。私にとっては同じ役を2度も演じられるなんてすごい偶然で、嬉しいことでした。つまり レンタル&発売中のビデオ「ロミオ+ジュリエット」(日本語吹き替え版)では17歳の私が、そして5/7放送のテレビ版「ロミオ+ジュリエット」(日本語吹き替え版)では19歳の私がジュリエットの声を演じているということになります。

 だいちゃんはこのディカプリオの声をやることになって、今までに見たこともない一生懸命さで予習をしていました。いつもは真っ白な台本に、今回は沢山の書き込みがしてあり、これには西村先生も「大輔やる気じゃん!」と驚いていたほど。そして迎えたアフレコ当日。だいちゃんは朝からちゃんと声を出して練習しているではありませんか(いつもしてないのに)!スタジオに入ってきた私を見て開口一番、「マアヤちゃーん、オレ緊張してるよー」。わかるわかる、なんかいつもより緊張するんだよねー。だって役者なら誰でも一度は演じてみたいロミオとジュリエット。私だって2度目とはいえ、なんとも言えないプレッシャーで緊張していました。 スタジオはみんなの集中力がビリビリと感じられるような空気に包まれていましたが、そんな緊張も本番では良い方に転じて、私もだいちゃんも役に入り込んで仕事ができました。

 そんなわけで、5月7日(日)放送の「ロミオ+ジュリエット」ぜひ皆さんに見ていただきたいのすが、今回はいつもと違うことが一つあります。なんと、主音声は英語(つまり字幕)で、日本語吹き替え版は副音声になっているのです。なので、御覧になるときには副音声に切り替えていただけると嬉しいのですが、まぁこれは好きずきなので字幕で見たい方はそのままでどうぞ。とにかくこの映画を楽しんでいただければと思います。(ちなみに今回はテレビの時間の都合上、一部カットされているシーンもありました。でも私個人の感想としては、オリジナルよりもこのカットしたバージョンの方がスッキリとしていて好きでした。)吹き替え版で見る人って、一体全国にどれくらいいるんだろう…(弱気)。でもいいのです。私はやるだけのことはやった!

坂本真綾 こまどり的生活 (via termin) Via ここはtermin
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